転職豆知識~面接の時の自己PRの仕方

初めての転職は勿論、何回か転職を経験している人でも、面接は緊張するものです。

面接が終わってから、きちんと自己PRできていただろうか等あれやこれや悩むこともしばしばです。

そんな悩める転職者必見の、面接の時の自己PRの豆知識を紹介しましょう。

これで大丈夫!面接の時の自己PRの仕方

≪自己PRとは?≫

一般的に自己PRするとは、自分の良いところを企業側へアピールすることを意味します。

では何故面接の時、自己PRを質問するのでしょうか?

★仕事ができる人物であるかどうか見極めたい

仕事をする時、それぞれの職種によって必要な能力は違ってきます。

商社であれば管理したり交渉する能力が必要になりますし、営業職を狙うのであれば、コミュニケーション能力は必至です。

今面接している人物が、今我が社で求めている能力を兼ね備えているのか、自己PRなどを通して判断しようとしているのです。

★アピールの根拠を知りたい

自己PRの時にアピールした長所がどれくらいのものであるのか、把握したいのが企業側の本音です。

この場合アピールとなる長所で、何らかの問題を改善した等のエピソードを加えると、理解を得られやすくなります。

またそれと同時に、貴方のアピールポイントが、どれくらい我が社で通用できるのかを見極めようとしているのです。

≪自己PR成功のポイント≫

1 企業側の求めるものと、自分のアピールポイントは一致する?

自分が今転職を希望している企業が何を求めているのか十分把握しましょう。

いくら貴方が立派なスキルやキャリアを持っていたとしても、その企業で求められているものでないのなら意味がありません。

自分が今面接しようとしている企業とズレが生じていないか、十分分析することが大切なのです。

2 具体的にアピールしよう!

まずは一番伝えたい結論から始めましょう。

例えば『私は~が得意です』の様に、自分のアピールしたい長所を最初に端的に伝えます。

次に根拠、その具体例と伝えていきます。

例えば前職でその能力をどのように活かし、どのように貢献してきたのかを具体的にPRしていきましょう。

相手は貴方を知りません。

エピソードを語る時には、『~に取り組んだら、~が必要になり、解決する為に~という行動をおこした。結果、~という成果が表れた』という順番で、具体的に話すことが大切なのです。

3 自分の可能性をアピールしよう!

貴方は将来企業側で役に立つ能力を持った人物であることをアピールする必要があります。

例えば『自分の持つこの能力(キャリア)は、貴社での仕事に~という形で役に立てることができます』というように、自分を雇い入れることでどれだけメリットが生まれるのかPRすることが大切なのです。

4 正々堂々自信を持ってアピールしよう!

面接では、胸をはりピンと背筋を伸ばした姿勢であることを意識します。

次に相手の目を見て、時には身振り手振りを交えてながら大きな声でハキハキと話しましょう。

面接で話す時の態度は、企業側が受け取るあなたの印象を大きく左右します。

オドオドと自信無く話せば、せっかくの自己PRも台無しです。

自信に満ちた態度で話して、評価をグンとあげましょう。

面接で自己PR!~よくある疑問

★面接の時、企業は何を重視するの?

ここで企業が採用する時に重視する項目についてのアンケート結果があります。

1位は『人柄』、2位は『企業への熱意』、3位は『これからの可能性』でした。

実に90%以上の企業が採用の時に人柄を重視しているのです。

★これまでの実績をどのようにアピールすればいい?

面接の時求められるのは、貴方の残した実績とそのプロセスです。

ただ実績を並べられても、分かりづらいところもあります。

だから結果を述べた後に、そこに至るまでの過程をわかりやすくしっかりと話しましょう。

あまりダラダラと説明しないで、簡潔に話すことがポイントです。

★志望動機があいまいな場合はどうすればいい?

まずは今までの自分を振り返ってみましょう。

自分がどのようにして社会人として成長してきたのかを振り返ります。

次にそこで得たものが何であるかを見つけていきます。

最後にそれをこれからの人生で、この企業でどう活かしていくのか現実的に考えていきます。

自己PRや志望動機、将来のことまで一つ線で繋げてイメージしていくことが大切です。

★前職で目立った実績がない時、何をアピールすればいい?

採用する側としては、これまでの実績を知りたがりますが、それ一つで評価が決まる訳ではありません。

実際、実績そのものよりもそこまでに至った背景やプロセスに興味があるのです。

経験年数が短い、違う業種へ転職するといった場合、どうしても実績が思いつかないことがあります。

しかし経験が無いことを分かっているのに面接へ呼ばれたということは、貴方に対して何かしら未来への可能性を感じていることへ繋がります。

自分がこの会社で何をしたいのか、自身を持ってアピールしていきましょう。

 

自己PRについて十分理解することができたでしょうか。

まずは企業分析をして、的外れな自己PRをしないように心掛けましょう。

企業に響くアピールができた時、晴れて転職が成功する日を迎えるに違いありません。

コメントを残す